| 「Ｚ．Ｏ．Ｅ Ｄｏｒｏｌｅｓ，ｉ」 コナミのゲーム「Ｚ．Ｏ．Ｅ」が元になってるアニメらしいが、俺はそのゲームを知らない(^^; 妻も子もある長距離トラック運転手系オヤジ４９歳が主人公。ヒョンな事から「ドロレス」という秘密人型宇宙兵器（別に泥の中でプロレスするわけではない）を手に入れて、当局から追われる事になる。息子（２５歳）と娘（２３歳）らと一緒に行く先々で事件に巻き込まれる（というよりも自分で事件を起こしている）。 このオヤジ。筋肉系ではあるものの風貌的にはあんまりヒーローっぽくない。歳も歳だし・・・。たぶんブルース・ウィリスを意識したキャラなんじゃないかな？ で、この「ドロレス」というモビルスーツみたいなヤツが、実は人格があって、しかも若い女の子の人格なのだ。主人公の事を「おじさま」と呼び、主人公はドロレスの事を「お嬢ちゃん」と呼ぶ。ブリっ子ポーズをしたり、耳をパタパタ可愛く動かしたり、内股でいやんいやんポーズをしたりしてがけっこう可愛い。シンデレラの絵本を読んで、自分がシンデレラになった姿を想像したり、「くすくす。おじさまの鼻息がくすぐったい」とか、けっこう萌えさせるものがある(^^; 最初はあんまり興味が無かったけど、これが意外に面白いので毎回見るようになった。 それにしてもこのドロレスのメカデザイン。もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。股間からジェット戦闘機みたいなコクピットがにょっきり突き出てるんです。あれはどう見ても不自然なデザイン。多くの人は勃起するナニを連想するはずですけど・・・。Ｏｈ！ Ｂｉｇ！！(^^; 昔のアニメは視聴者が子供だったから主人公も（設定に少々無理があっても）少年少女だったのだと思う。 でも今は妻も子もあるような年齢の人も見るようになったので、妻も子もあるような主人公のアニメが作られるようになったのではないかねぇ？ |
| 「ＧＥＡＲ戦士・電童」 （これは春の新番組ではないれど、私の所ではこの春に始まったので・・・） いわゆる普通の（おもちゃメーカーと提携した）ロボットアニメ。宇宙からの侵略者から地球を守るため、２人の子供が巨大ロボット「電童（でんどう）」に乗って戦う。主人公は銀河君と北斗君という小学生で、電童で戦っている事は家族にも秘密なのだ。現在やっているこの手の子供向けおもちゃ提携アニメ（ウェブダイバーとかベイブレードとか）の中では一番出来が良いと思う。 これには秘密防衛組織ＧＥＡＲ（ギア）の主要メンバー、ベガという謎の女性（仮面をしてて、ラ・セーヌの星みたいな服装）が登場するのだが、仮面を外す場面もあるのにどうして仮面を付けているのだろう？と疑問に思っていた。 先日その謎が解決。実は彼女の正体は、北斗君のお母さんなのだ。でも北斗君もお父さんもその事を知らないのだった。そして北斗君は北斗君で、自分が電童で戦っている事を両親に言えず、みんなに嘘をつかなければならない事で悩んでいるのだった。悩む北斗君に対して、自分の正体を明かせないベガは、こっそり北斗君をなぐさめてあげるのだった。ええ話や・・・。 それにしても、この場合のお父さんの立場って一体・・・。お父さんは全然そこらへんの事情を知らないので、「サッカーの観戦チケットが取れたから一緒に見に行こう！」とか言って、家族サービスしようと頑張っているのだが、地球防衛で忙しい北斗君に「ごめん、お父さん・・・」とか言われてる。自分の妻が実は地球防衛組織の一員で、宇宙人と戦っている事も知らない。知らぬは父ばかりなり。もし全てを知ってしまったら「それじゃ俺ってまるっきりバカじゃん！」とか言ってグレてしまいそう(^^; で、俺は何が言いたいかと言うと、「ベガさん、萌え萌えーーーっ！」という事が言いたかった(^^; 普段はフツーの主婦なのに実は仮面の戦士。子供がいるとは思えない軽い身のこなし。強い！おっぱいも大きい！ ええのぉ(^^;;;; うちのニョーボも実は秘密組織のエージェントで、夜中にこっそり悪と戦っているとかいう事はないのかのぉ〜（バカか？こいつは！ｂｙニョーボ） これの市販ビデオには特典としてベガのフィギュアが付いてくるのだとか。やっぱりそういうキャラだったか！  右の写真はエンディングに出てくる少林寺拳法のポーズを真似するうちの息子。妙な腰つきに注目。 |
| 「フィギュア１７・つばさ＆ヒカル」 スカパーの中のアニメ専門チャンネル「ＡＴ−Ｘ」のオリジナルアニメ。遂にＡＴ−Ｘも自前のアニメを作ってしまったのか・・・。 主人公は小学生の女の子「つばさ」。父一人子一人で、お父さんが夢を追いかけるために脱サラして北海道に引っ越す事に。前半はまるで「北の国から」みたいな感じで話が進むのだが、いきなり宇宙からＵＦＯが落下してくる所から雰囲気が一変。その夜、僕はＵＦＯが近所の森に落ちるのを見てしまった訳で・・・。そして僕はそれを見に行ってしまった訳で・・・。（というようなセリフは無い） 墜落したＵＦＯを見に行ったつばさは、そこで宇宙人と怪物が戦っているのを目撃。どうやらウルトラマンの第１話みたいに、怪物を護送中に事故になって怪物が逃げ出したらしい。で、宇宙人は自分をパワーアップさせるバイオな装置でパワーアップ。でも意外に弱くて、あっさり怪物に負けてしまう(^^; そして怪物はつばさを発見して追いかけてくる。逃げるつばさ。（ここら辺は「遊星からの物体Ｘ」みたいな感じ） そこにさっきのバイオな装置が落ちていて、偶然それでつばさがパワーアップしてしまう。いきなりアダルトな姿になって戦うつばさ。結局、怪物に勝利する。（先に負けた宇宙人の立場は・・・(^^;） で、パワーアップが解除されてみたら、何がどうしてかバイオな装置が自分そっくりの女の子に変身してしまって、その女の子も「あれ？どうしてこうなるの？」みたいな表情をしている。で、その女の子「ヒカル」は、つばさと一緒に暮らす事になるのだった。・・・という話。 もう一人の自分「ヒカル」と一緒に生活している内に、つばさが影響を受けて成長していく、という筋立てらしい。１ヶ月に１話の１時間でけっこうしっかり作ってあるけど、ストーリーがどこかで見たような内容なのがちょっと・・・。もうひとひねり欲しい気がするが、ま、今後に期待。 |
| 「六門天外モンコレナイト」 （これも春の新作ではないようだけど一応） カードゲーム「モンコレ」が大好きな小学生が主人公。仲の良いガールフレンドのお父さんが博士で、その博士が「モンコレ」の世界である「六門世界」は実際に存在して、そこに入る方法を発明。そして、博士のライバルのコレクション伯爵も同じく六門世界に入る方法を発明。博士と伯爵はお互いに競い合って六門世界に突入するのだった。 で、主人公とガールフレンドは、博士の趣味でヒーロー＆ヒロイン「モンコレナイト」にさせられ、コレクション伯爵と戦う事に。 全体的にヤッターマン的なノリのギャグアニメ。っつーか、最初からタイムボカンシリーズを意識して作っている。けどちょっと設定に無理があるような気が・・・。 |
| 「デジモン・テイマーズ」 デジモンシリーズ第３弾。テイマーとは”猛獣使い”という意味。私はこのシリーズをほとんど見ていないけど、少なくともこの「テイマーズ」は、何か「ウルトラマン・ガイア」とか「仮面ライダー・クウガ」なんかと共通する物を感じる。つまり「素材は子供向けなんだけど、通好みの設定でテーマは深く濃く」という感じ。それもそのはず、シリーズ構成がガイアやレインの小中千昭氏。 今どきの子供たちはこんなマニアックなドラマを楽しんでいるのだろうか・・・？ ポケモンが健全で単純な子供向け定番路線を行くのと対照的だ。 |
| 「ドッとKONIちゃん」 スカパーのアニマックスで放送しているＣＳオリジナルアニメ。小錦をモデルにしたと思われる巨体の小学生「コニちゃん」が主人公という事になっているが、実際にはほとんど活躍しない。そこにいるだけ、という場合が多いようだ。 古くは「一ツ星家のウルトラ婆さん」（１９８２年）。近年では「はれときどきぶた」（１９９７年）を彷彿とさせるメチャクチャで何でもアリなギャグアニメ。早口でベラベラ変なセリフをしゃべりまくり、奇妙なキャラクターが次から次へと入れ替わり立ち替わり。 他のキャラクターがあまりにも強烈なので、主人公（？）であるコニちゃんの存在意義が危うい、と思うのは私だけではあるまい。 |
| 「エイリアン９」 スカパーのＡＴ−Ｘで始まった新作アニメ。テレビアニメではなくて、月イチで発売される新作ＯＶＡを同時並行で放送するという事か？と思ったけど、そうでもないようだ。よくわからん。 （あらすじ） 近未来の日本。エイリアンは野良犬なみに日常的な存在になっていた。 小学校では６年生の各クラスから「エイリアン対策委員」というのを出す事になっていて、その対策委員がエイリアンを退治する事になっている。退治と言っても、「エイリアンも生き物だから殺すのは良くない」という事になっていて、捕獲するのが目的。 で、生身のままで戦うのは危険なので、共生型エイリアンという羽根のついた帽子みたいな形のエイリアンを頭にかぶる。この共生型エイリアンは宿主の垢を食べて生きていて、そのかわりに宿主を守ってくれるのだ。（言葉も話す） で、主人公はこの対策委員に選ばれてしまった女の子。「怖いよぉ〜」「気持ち悪いよぉ〜」と言いながら、仕方なく委員活動をする・・・、というお話。 登場するのは小学校の女の子がメイン。６年生だというのにみんなツルペタ。第１話からいきなり上半身裸で身体測定するシーンとか、裸でエイリアンに背中をなめられるシーンなんかが出てきたりして、ニョーボは「これって作者がロリコンなんじゃないの！？」などと言っていた。う〜む。その可能性は否定できないな(^^; エイリアンはけっこう気持ち悪いのだが、危機感というか緊迫感は無くて、そこが非常に不思議な雰囲気を醸し出している。奇妙なアニメだ。面白いのかどうなのか、第１話を見ただけではよくわからない。 |
| 「ザ・ソウルテイカー」 ＷＯＷＯＷ初のハイビジョンアニメ。 高級なホラー映画ってわざと上品で芸術的な風合いにしている場合が多いでしょう？ このアニメもそういう感じ。画面的には大アップと極端なパースの連続。何がどうなったのか解らない極端な動き。生活感の無い、無機質でシュールな画面。やたらにコントラストが強く、影がベタ黒。ストーリー的にも、説明が無くて唐突な内容。話がよく解らない。影絵劇みたいに現実感が無い作劇。目から血が垂れるとか、首を吊られて身体がヒクヒク動くとか、ヤヴァイ内容が目に付く。 第１話。母親に胸を刺されて埋葬された主人公が見ず知らずの妹に掘り起こされて、しかもなぜか生きている。そこにこれまた何だか解らない医者のような男が現れて「ひーひっひっひっ！」とか病的に叫びながらメスを投げて攻撃してくる。ついでに注射器を投げる変な少女も登場。結局、主人公はガッチャマン的マスクとデビルマン的シルエットを合わせたようなヒーローに変身して、その謎の男を粉砕するのだった。 演出的にはけっこう頑張っている感じなのだけど、判り難く病的な内容はちょっと趣味に合わない(-_-; |
| 「ジーン・シャフト」 ＷＯＷＯＷオリジナル・・・ではなくて、いちおう原作マンガはあるとの事。（マンガとはかなり内容が異なるような気が・・・） 未来の地球。遺伝子操作するのが当たり前になった人類。地球の近くに直径５００キロの巨大なリング状の物体が出現。その調査に向かう調査隊だが、隊員の中に妨害工作員が紛れ込んでおり、リングの上で銃撃戦になってしまう。そして血がリングに飛び散った時、それまで反応を示さなかったリングが動き始めた。（第１話） ここまで見るとＡ．Ｃ．クラークの「宇宙のランデブー」とか小松左京の「虚無回廊」を思わせるような雰囲気だけど、２話３話と見ていくとそうではないみたいね。 主人公達の乗る奇妙な形の宇宙船から「シャフト」と呼ばれる巨大ロボットが分離して活躍（？）するのだが、これのデザインがなかなか秀逸。骸骨のような非常に複雑なデザインで、一見するとロボットには見えない。最近はメカをＣＧで描くのが普通になってきているが、これもＣＧで描いており、「ゾイド」と同じように非常にスムーズで違和感が無い。というよりも、これの動画を手で描くのは複雑すぎて不可能だ。戦う相手であるリングは「宇宙の悪い生物を抹殺する為に活動している」物らしい。はるかな昔このリングに滅ぼされた宇宙人が残した記録を基に作られたのがシャフトだとの事。 この春の新番組の中では一番面白いと思う。人類は遺伝子操作によって男１人に対して女９人という比率に制御されているという設定なので、登場人物のほとんどが女性。何だかわざとらしい設定だな・・・(^^; |
| 「魔法戦士リウイ」 これもＷＯＷＯＷ。タイトルから想像できる通りの、いわゆる剣と魔法の世界で冒険するという話。正直言ってこの手のアニメはもう見飽きたわ。最近はこういうＲＰＧみたいなのばっかりじゃんか。冒頭シーンをちょっと見ただけで「またぁ？もうあきあき(-_-;」。ケロッグのＣＭに出てくる猿のキャラクター（チョコ君というらしい）がチョコレートをかけて食べやすくしてくれないと、もうダメというくらいダメな感じ。 キャラクター原案が、Ｈゲームの絵師として売れっ子の横田守氏。オタク好みでエッチな女の子の絵を描かせたら日本じゃあ２番目だというくらいの人なんだけど、俺的にはあんまり趣味が合わない感じ。どちらかと言えば中学とか高校の女子に人気が出そうな内容だと見た。 |
| 「新白雪姫伝説プリーティア」 またまたＷＯＷＯＷ。父親の再婚でいきなり超大富豪の娘になってしまった主人公。意地悪な新しい母や姉たちにいびられながら暮らす毎日だ。その頃、異世界？から邪悪な存在が侵入して来て、世界を滅ぼそうとしていて、それを防ごうと７人の精霊？が戦っていた。で、その邪悪な存在に勝てるのは世界のどこかにいるプリーティアしかいない！という事で、プリーティアを探しているのだった。で、そのプリーティアは主人公なのだった。・・・はあ。 白雪姫とシンデレラを混ぜて、セーラームーンとかの路線に作り直したと言う感じでしょうか？ これもどちらかと言えば小学中学の女子向けという感じ。ヒロインと美形男子多数という組み合わせは「アンジェリーク」を彷彿とさせる。 |
