| 「地球少女アルジュナ」 夏の新作ではないけれど、最近ＡＴ−Ｘで始まったので。テレビ東京系。デジタルＢＳではハイビジョン放送してたらしい。全１２話。 大阪の普通の女子高生（弓道部所属）が彼氏とバイクでドライブ中に事故って一度死ぬんだけど、あの世（？）で謎の存在から「地球を救う為に戦ってくれるなら命を授けよう」などと言われて、半ば強制的に地球の為に戦う戦士になるという話。戦う相手もこれまたよくわからない謎の存在。 地球環境を題材にしたシリアス系のドラマ。かなり説教臭いところあり。主人公が戦う時には天女みたいな姿に変身するというのがやや陳腐な感じがするものの、しかし一般人には普通の姿に見えるという点が新しいし、全体的にかなり完成度高し。単純に勝ったり負けたりするわけでない点も凝っている。 このアニメ、映像の出来がかなり凄いです。ＣＧによる背景の使い方が実に巧く、作るのが大変そうな視点移動カットなんかもさりげなく多用。かなり手間をかけてる感じ。毎週放送するアニメでここまでやっちゃって大丈夫なんでしょうか？ デジタルＢＳ用に気合いを入れて作ったのかも。 原作・監督がマクロスの河森正治氏。この人、最近あちこちで活躍してる感じだけど、同世代である庵野秀明氏へのライバル心みたいなのがあるんじゃないか？・・・と思った。 |
| 「劇場版ポケットモンスター セレビィ・時を超えた遭遇」 子供が観たいというので連れて行った。ま、期待はしてなかったけど、やっぱり予想通り。これまでの劇場版と同じで、絵は凄くきれいなんだけどオチがあるような無いような、イマイチ釈然としないストーリー。正直言ってあんまり面白くない。子供向けだから大人が観ても面白くないというのとは違う。だってテレビ版の方が楽しいんだもん。 あと、前にも書いたけど、ポケモンと人間の関係がよく分からんのよね。基本的な所で。 単なる動物という訳じゃない。友達みたいにお互いを尊重した関係のようだけど、でも自分も昆虫採集みたいに収集したりしてる。少なくともゲームの中では伝説のポケモンだって捕まえようとするもんな。自分はやってる事なのに、悪のロケット団がポケモンを捕まえようとしているのは悪い、というのは筋が通らないと思うのだが・・・。ここの所をスッキリさせるような設定を考えない事にはダメだと思う。 むしろ、毎回付いてくる同時上映の短編の方、つまり今回なら「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」の方が面白いと思う。ヘンに考えすぎてない。割り切って（特に小さい）子供向けに作っている所が良いと思う。 |
| 「あぃまぃみぃ！ストロベリー・エッグ」 ＷＯＷＯＷオリジナルアニメ。 私立高校（共学）の体育教師になりたくて校長室に突撃したが、「当校では教師は全員女性のみという伝統です！」と一蹴された男が主人公。それでもめげずに女装してもう一度突撃し、なんとか採用されるというのが第１話。女装した若い男性教師が女子高生とがラブラブ？ ・・・という話らしい。 絵はきれい。でもそのオタク好みぽい外見とは裏腹に、（少なくとも第１話は）オタク心にピクッと来る物があまり無い感じ。恋愛シミュレーションゲームみたいな感じ、っつーかそのものか？ それにしてもこのタイトルは意味がわからん！ しかも「あいまいみい」じゃなくて「あぃまぃみぃ」だから発音できん！ タイトルの意味不明さは昔懐かしい「Ｔｈｅかぼちゃワイン」並み！！ |
| 「魔法少女猫たると」 ＷＯＷＯＷアニメ。「魔法少女猫」と書いて「まじかるにゃんにゃん」と読む・・・恥ずい！ 当然、猫耳少女がたくさん登場する、いかにもなオタクなアニメ。これを見ていると、いかに弁解しようとも「オタク」呼ばわりされること請け合い(^^; 猫耳少女の「たると」が主人公で、実は滅ぼされた猫耳の国の王女様。魔法が使えて、セリフの語尾に「にゃん」とか「にゃ」とかが付くのは基本中の基本。実際けっこう可愛い。 猫耳好きは要チェックだが、「俺はメガネをかけてる娘じゃないとダメなんじゃー！」とか「俺はウサギ耳じゃないとダメなんじゃー！」という人はやや不満かも(^^; |
