| 【ＵＧ☆アルティメットガール】 ３人の萌え系美少女がウルトラマン風の巨大ヒーロー（ヒロイン？）に変身して、変な怪獣と戦わなければならなくなったという話。変身していられる時間は約３分。それを過ぎると裸になってしまうので、急いで怪獣を倒さなければならないのだ。 彼女ら、アルティメットガールのエネルギー源は「ＭＯＥ」。ＭＯＥとは・・・ Ｍ：ミチャイヤイン Ｏ：オトメ Ｅ：エナジー の略で、裸に近くなるほど強まるエネルギーなのだ！ 怪獣の股間のイチモツが弱点だったり、色々アレな内容だが、ここまで開き直られた内容だとある意味清々しささえ感じられる(^_^; 【練馬大根ブラザーズ】 練馬大根の畑にドームスタジアムを建てて、そこでコンサートをするのが夢の３人が、毎回変な事件に巻き込まれるというナンセンスコメディアニメ。ミュージカル風の造りになっているのが特徴で、主役の声はあの松崎しげる。 脚本が、不条理ギャグをやらせたら右に出る者はいない浦沢義雄氏。そして監督は、こういうハチャメチャが大得意と思われる「ナベシン」こと、ワタナベシンイチ氏。 はっきり言って面白いッス。ただしその外見とは裏腹に、大人のギャグがふんだんにちりばめられているので、子供には見せないように注意だ（汗）。 【ノエイン・もうひとりの君へ】 パラレルワールド系ＳＦ。函館が舞台で少年少女たちが主人公。 最初の数話はイマイチぴんとこない、よく解らない展開なのだが、それを我慢して見続けていると、徐々に面白くなってくる。「ノエイン」という言葉の意味が分かるのは、かなり後半になってからのようだ。 荒廃した１５年先の未来からやってきた黒マントの男「カラス」。その正体は、主人公ハルカのボーイフレンドの未来の姿だった・・・。 超時空的な話ではあるが、ドラマが少年少女たちの周辺だけに限定されているので、どこか「ＮＨＫ少年ドラマシリーズ」っぽい味わいがある。時空を超えた戦闘シーンは独特の迫力があってグッド。 無限に分岐するパラレルワールドからひとつの可能性を引き寄せる主人公ハルカの能力の描写は、同監督（赤根和樹氏）の出世作となった「天空のエスカフローネ」の主人公の能力と通じるモノを感じさせる。赤井監督がやりたい事ってこういう事なんだな、ってのが分かった気がする。 【リーンの翼】 富野監督の「バイストン・ウェル物語」系の新作。ネットで先行公開されて話題になった。 以前作られたＯＶＡ「ガーゼィの翼」がちょっとアレな出来だったので、ちょっと心配していたのだけど、今回のは、少なくとも第１話を見る分にはかなり面白そうな感じ。 ストーリー展開は、まさに富野作品第一話という感じの内容で、「この人が作ると、どうしてもこうなるのね(^_^;」と思ってしまった。 【落語天女おゆい】 え〜と・・・、落語にあこがれる萌え系美少女たちが主人公で、江戸時代にタイムスリップとか、妖魔との対決とかが出てくる、何だかよく解らないストーリーのアニメ。 「落語家になりたい美少女」と「妖魔と戦う」という内容が全然組み合わないんですけど・・・。 【池田爆発郎劇場】 ピンメン（PiNMeN）でお馴染みの、謎の人の作品集。「こんにちは。池田爆発郎です」と美女が出演しているが、この人は違う。絶対違う(^_^;;; 内容は、「甘味戦隊アマーマン」「スーパー普通女子高生ルミ」「音楽って素晴らしい」など、とってもくだらない短編の集合体。「くっだらなぁ〜い」と思いつつも、ついつい見てしまうんだよなあ。独特のセンスを感じる。 【惑星大怪獣ネガドン】 全編ＣＧの自主制作映画（？）。監督１人で作ったという。 いわゆる昔の怪獣映画風の内容で、絵的にはかなりの出来。これだけの物を１人で作れるとは、素直に凄いと言わざるを得ないのだろう。 けれど、いかんせんストーリーが「ありがち」な話な上に、時間が短いのと、登場人物が凄く少ない（極力、人間を登場させないようにしている感じがする。ＣＧで描くのは難しいからか？）ので、画面の迫力の割にスケール感が感じられないところが自主制作の限界かなとも・・・。 雑誌記事を読むと、完成まで２年くらいかかったそうだが、それだけ長い期間、どうやって製作にかける気力を保持できたのだろうか？ １人でやってると途中でだんだんヤル気が萎えてくるのが普通だと思うのだが。 【超劇場版ケロロ軍曹】 子供の好き嫌いの移り変わりは速い。ちょっと前まではポケモン一色だったのが、去年からはポケモンは「見ない」と言い、ケロロ軍曹ばかり見るようになってしまった。もちろん俺も大ファン。 ガンダム等、色々なアニメのパロディーいっぱいのケロロ軍曹だけど、これが意外に（ガンダムも知らない）小さい子供にウケてるんだよな。元ネタを知らなくても面白い物は面白いという事のようだ。で、その初の劇場版が公開されたので、家族みんなで見てきた。 感想としては、「う〜ん・・・。劇場版になるとどうしてもこういう感じになっちゃうよねぇ」という感じ。 「ケロロ軍曹」は長く引っ張る話よりも、短い話の方が合ってると思うが、劇場版だとどうしてもスケールが大きくなってオールスター的な話になっちゃうよね。そこがちょっと・・・。でもまあ全体としては悪くは無いです。 それにしてもケロロの声をあてている渡辺久美子、恐るべし。シリアスでダークな役 ・ ガンダム史上最凶最悪の女と言われる「Ｖガンダム」のカテジナ。 ・ 物凄くキツい女、「ブレンパワード」の伊佐未依衣子。 ・ 近い所では「プラネテス」に出てきたクレア から、軽くて明るい役（「わたしンち」のお母さんやケロロ軍曹）まで見事にこなしているなあ。 【耳をすませば】 スタジオ・ジブリの長編アニメ。先日地上波でやっていたので初めて観た。 悪い話じゃないんだけど、主人公の女の子が、幼なじみじゃなくて、バイオリン職人志望のスカした野郎になびいていくのがどうにも嫌だった(^_^; ニョーボに言わせると、「主人公が幼なじみの方を選ぶ線は絶対に無いでしょう」と断言するのだが、女心にうとい俺としてはちょっと納得できなかった。（;´_`;） |
| [2006/03/21] |
