| 「月面兎兵器ミーナ」 テレビドラマ版「電車男」の中で登場した架空のアニメを、実際にアニメとして作っちゃったというアニメ。 「スポーツ」というのは地球にしかない独特な文化で、これを観戦する事は宇宙人にとっては凄い娯楽らしいのだ。で、性悪な宇宙人による放送妨害からスポーツ中継を守るため、ラビットフォースというのが戦っている、というストーリー。キャラクターデザインが近年あちこちで活躍しているＯＫＡＭＡ氏で、そこが一番の売りになっている。明るいキャラクターが立ってて、ついつい毎回観ちゃう。 「ロケットガール」 ライトノベルが原作のＷＯＷＯＷ制作アニメ。新婚旅行中に失踪したっきりの父親を探す女子高生が、ひょんな事から有人ロケットのパイロット候補にさせられてしまい、すったもんだするという話。これも軽快で明るいキャラが良い。 「ＲＥＩＤＥＥＮ（ライディーン）」 昔の「勇者ライディーン」をモチーフにしたらしいＷＯＷＯＷオリジナルのアニメ。事前に元祖ライディーンが放送されたりしたが、昔のライディーンとは全くと言って良いほど無関係。ライディーンのデザインは悪くないけれど、ライディーンというよりは「巨神ゴーグ」みたいでそこがちょっとアレだ。 そのアクションは、初代ゴジラみたいに、ゆぅ〜っくり、ずずぅ〜ん、ずずぅ〜ん、と動く。リアルっちゃあリアルなんだけど、残念ながらあまり迫力を感じない。 リアル指向のドラマ展開ではあるけど、ストーリーもゆぅ〜っくり、ゆぅ〜っくり進む感じで、もうちょっと密度の濃さが欲しい所。自警隊（自衛隊みたいなの）と衝突しちゃう辺りは、何だか「ウルトラマン・ネクサス」っぽい雰囲気。 で、シリアスなドラマかと思って見ていたら、敵らしいヤツが「愚かな地球人どもめ、我々に刃向かえばどうなるか思い知らせてやる」などと、カビが生えたような悪役セリフを言ったので、その一言でそれまでの雰囲気が台無しに・・・。 「MOONLIGHTMILE(ムーンライトマイル)」 ビッグコミックスペリオール連載のマンガをアニメ化したもの。これもＷＯＷＯＷで放送。 やたらに豪快な男２人が、地球上ではもうやる事が無くなったので、今度は宇宙に行ってみっか？と宇宙飛行士になるが、強国の勢力争い（？）に巻き込まれる話・・・、らしい。 面白そうではあるが、原作が大人向けなため、いきなり「ああ〜ん、ああ〜ん」とセックスシーンが出てきたりするため、子供と一緒には見られないのが残念。 「鋼鉄神ジーグ」 この春のＷＯＷＯＷアニメ新番組。ロボットアニメ全盛期の「鋼鉄ジーグ」の続編（だよね？）。監督は、原作に忠実だった２００１年版「サイボーグ００９」の川越淳氏。 私の地元では「鋼鉄ジーグ」を放送しなかったので、全く思い入れは無いが、第１話を見る限り、ノリの良い熱血ロボット物って感じ。 エヴァンゲリオン以降のアニメにありがちな理屈っぽさ、難解さ等は無い。昔ながらの「ロボットアニメ」になりそうだ。 「コードギアス・反逆のルルーシュ」 「え？！ここで最終回？！」という感じで終わってしまった。まさかここで最終回になるとは思わなかった。 内容的には「第１部・完」という感じで、この後どうなるのか非常に気になる終わり方だった。終わった後に「続きの２話、２００７年夏放送決定！」とか出たので、思わず笑ってしまった。 が、あと２話あっても完結できるとは思われず、どうするつもりなのだろうか・・・？（続きはDVDで、とかありそうｂｙニョーボ） ドラマは、最終回の２話前から「まさか、そんな！」と思わず声が出るほど意外で残酷な方向に急展開。まさに悲劇・・・。 この次は、最も信頼していた親友とも全面的に対決するしかない事になりそうな予感。ルルーシュは全てを犠牲にしてもその道を突き進むしかないのか？ |
[2006/4/15] |
