| 以前ドリキャス用として発売され、「風来のシレン」ファンとしてはドリキャスを買ってまでしてやるべきかどうか大いに悩ませてくれたタイトル（だよね？）。それが遂にウインドウズ版として登場。「シレン」に大ハマリした黒沢家としては、これは絶対に外せないゲームなのだった。 で、さっそくラオックスに行って見た。が、いくら探しても見つからない・・・。おかしい。もう発売になっているはずなのに。店員に尋ねてみたら、店員はタイトルも聞いた事も無いような口振り。さんざん検索した末に「品切れ」との事。すぐ売り切れるくらいに人気があるんだったらタイトル名を知らないというはおかしいから、これはつまり入荷数が少なかったという事なのだろうか？ まあいい。すぐに向かいのヨドバシに行ってみたら、平積みの山積みの販促ビデオ上映付きで大々的に販売していた。うはっ(^^; おいおいおい。という事はやっぱりラオックスのパソコンソフトコーナーの品揃えに問題があったという事のようだ。ラオックス、大丈夫か？ さて、ヨドバシで購入してさっそく家のパソコンにインストール。このゲームはオリジナルのＣＤ−ＲＯＭがドライブに入っていないと起動しないようだ。ＣＤ−ＲＯＭを丸ごとコピーして、そっちからインストールしても同じ。もしかしたら仮想ドライブを作れば大丈夫なのかもしれないが、そこまでは試さなかった。 操作はキーボードかゲームパッドが選べるようになっている。キーボードでの操作はやっぱり不自由なので、ゲームパッドを導入する事にした。一昔前のパソコン用ゲームではサウンドボード経由で接続するタイプのジョイスティックが一般的だったが、うちのＶＡＩＯにはそういう接続口が何も無いから、もしかしてゲームパッドが使えないのか？と焦った。しかし最近はＵＳＢで接続するゲームパッドが当たり前になっていて、何も心配する必要は無かったのだった。  実際に買ったのはＰＳ用のパッドをパソコンのＵＳＢに接続できるようにする変換アダプター（右の写真）。これを使うとＰＳ用パッドでパソコンゲームが遊べるという物だ。パソコン用のゲームパッドも各種販売されているのだけれど、そういうのは十字キーの部分の構造がイマイチ。十字キーの使い勝手でゲーム操作の快適度に大きく影響するので、敢えてＰＳ用パッドが使えるようにしたかったのだった。パソコン用パッドのどこがイマイチかと言うと、「十字キー」が全然十字になっていないという事。単なる円盤に凹凸が付けてあるだけの物が十字キーの代わりになっている。この構造だと斜め方向に入り易いため、特に「シレン」シリーズのような一手一手に間違いが許されないゲームでは使いづらいだろう。パソコン用のは押した時の手応えがフニャフニャぐらぐらしている物が多いような気もする。要するにゲーム機用のパッドの方がパソコン用の物よりも良く出来ているという事だな。 ちなみに、いわゆる「十字キー」は任天堂の特許になっているため、他の会社では使えないという事は有名な話。だからＰＣエンジンとかメガドライブの昔から、任天堂以外の会社では十字キーの部分をどうするかで苦心していた（と思われる）。その点を巧く逃げたのがＰＳ用パッドで、十字キーの使い勝手を残しつつ、しかし十字キーにはなっていないというアイデアの勝利的パッドなのだった。 と言う訳パソコンにＰＳ用パッドを接続してゲーム開始。やっとここからがゲーム本体の話だ(^^; パソコン版は画面の精細度が高く、それでいて文字が大きく読みやすい。これはなかなか快適だ。おおよそＮ６４版「風来のシレン２」と同じシステム。難易度的にもさほど変わらない感じ。黒沢家ではニョーボが主にプレーしているが、最初の一回で鋼賀城をクリアしてしまった。「シレン」シリーズファンなら絶対にやれ！ |
| [2002/12/31] |
| Copyright (C) 2002 SQUARE CO.,LTD. All Rights Reserved. |
